田村ゆかり LOVE♡LIVE 2025 *Wonderful Happiness* 初日栃木参加ツーリング
今年も始まりました。
今年は全16公演のゆかりん全国ツアー。図らずも……いや、図りまくりましたが人生初の全通です。
初日は栃木・宇都宮市文化会館です。
王国民バイク乗りの仲間たち(首都圏在住組)で事前に集合して行こうという話になりました。
蓮田で集合。すっかり夏の陽気です。
そしてここから希望者でバイクを取り替えっこして、都賀西方まで大試乗会の開催となりました。
私はテネレ700に乗せてもらいました。
まずポジションが楽、そしてスロットルがかなり鋭敏です。
久々に2気筒のバイクに乗りましたが、元気なバイクですね。
振動は2気筒なりなので、長距離だと痺れが出てきそうだなとも感じましたが、たいへん楽しいバイクでした。
といわけで会場着。
事前本人確認を済ませて、物販チケットが外れてしまった3人でお昼へ。
会場近くの正嗣は案の定激混みだったことと暑さが限界ということで、適当にバーミヤンに落ち着きました。
お昼を済ませて会場に戻り、会場前に出店していたキッチンカーでかき氷。いやぁ、夏です。
01.ワームホール・バスストップ
02. Play!
03. 爪先立ちのシンデレラ
04. Vanilla Lover
05. あれもこれもFlexibility
06. だって×2ウキウキ(アコースティック)
07. 涙のループ(アコースティック)
08. 君をつれて(アコースティック)
09. QT Two-Face
10. Catch me Cats me
11. Umbrella Sign
12. 2つの言葉
13. Luminous Party
14. キネマ
15. 可愛いは誰のせい?
16. 恋はBoon Boon Boon
17. 恋をした
18. Wonder habit
19. 涙のち晴れマーク
20. ケセラセラ
21. カーテンコールの向こうへ
EN.01. しあわせCode
EN.02. 好きしかありえない
EN.03. 君の街までいつもと違いステージの幕が降りていたのは気になっていたのですが、幕が上がった瞬間にホールが光で満たされて、ただただ圧倒されるばかりでした。今までのツアーになかったシンプルでいてとにかく近未来的なセット。
ワームホール・バスストップという選曲といい、本当に度肝を抜かれました。
そして今回リリースされたアルバムのリード曲「Play!」。ある意味で想像通り、そして想像以上のエネルギーにあふれた曲でした。
2曲目にして今までに感じたことのない質の充実感で身体がいっぱいになるのを感じます。爪先立ちのシンデレラはいい意味で音源通り、可愛らしさ全開。
あれもこれもFlexibilityは2024年ツアーではセットリスト入りしなかったので、これでI love itの曲はツアー全登場したことになります。アコースティックコーナーは少し懐かしめ。
君をつれては個人的に思い入れのある曲なので、ボロ泣きしてしまいました。
今のゆかりんが歌う君をつれて、優しい力強さにあふれていて本当に素晴らしかった……。QT、Catche me Cats me、Umbrella SignはAFT~with meにかけての思い出も蘇る感じで大変良いです。
ちょっと振り付け変わったのかな?そしてLuminous Party。
木漏れ日の花冠は本当に自分にとっての青春ですし、Luminous Partyを始め少しミステリアスな曲は大好きなのでかなりぐっと来ました。
Traveling with a sheepとかも好きなのでどこかでまた生で聴きたいな……。後半、涙のち晴れマークはなんだか久々な気がします。
AFTとwith meにとにかく思い入れがあるので、やっぱり涙のち晴れマークは当時のことが思い出されます。
コロナ禍は大変だったけど、手探りでできることを探すあの感じがとても良かったなとしみじみ思います。
あれがあったから今があるんでしょうね。そして本編最後、カーテンコールの向こうへ。
ミュージカルっぽいなとは全員が感じるところかとは思いますが、終わり方が本当にミュージカルでした。開演前に幕が降りていたのも、この演出のための伏線だったんだと。
本当に観劇しているような感覚に陥るライブで、これは間違いなく今までになかったライブの形でした。
正直数日たった今でも「本当にツアーが始まったのか?」という感覚をおぼえるほど新鮮な体験でした。アンコールは「君の街まで」がラスト。
今回の新譜Feliceを聴いて、この曲は最後か最初だろうとは思っていましたが、やはり最後にこの曲が来ると多幸感がすごいです。ゆかりんもステージ上で涙ぐんでいましたが、自分を含めて周りからもすすり泣く音が聞こえてくる、ほんとうに胸が一杯になるラストでした。「みんなの中からも訃報が聞こえてくることがある。どうか皆さん元気でいてください」というラストMCのあとの「どうか元気でいてね」、泣くなってのは無理がありますよね……。終盤だったか、ラインナップ後だったかのMCで「昨日の夜に変てこな注文をいっぱい出してしまったから、まだ未完成の部分もいっぱいあったと思います。それでもこうして形にしてくれたスタッフのみなさん、本当にありがとう」という言葉を聞いて、ああ、やっぱりこのステージを作る人達は本当にプロフェッショナルでかっこいいな、と痛感しました。
初日で、常に歩みを止めずにより良いものを作ろうとする空気がとても強く感じられて、これは今まで以上に育つツアーになりそうだと感じました。
ゆかりん、ゆかり組のみなさん、本当にありがとうございました。今年もよろしくお願いします。