VFR事故、ことの顛末


 
やらかしていました。
自省の意味も込めて、事故当日からいまに至るまでを時系列でまとめたいと思います。

※慰謝料ファイトはこれからなので、慰謝料には後日追って触れる予定です。

7月22日

この日もやたら暑かったのですが、少しは避暑になるかなと思い西伊豆スカイラインに走りに行きました。
フルに西伊豆スカイラインを走り、西伊豆町から136号線→1号線→箱根新道→小田厚と帰っていました。

東名は案の定渋滞。
厚木IC付近から猛烈に渋滞していたので、たらたらすり抜けしていました。
これが祟ります。

ウインカーと同時に突然進路変更してきたミニバンを避けきれずぶつかり、はずみで反対車線の車に衝突し転倒。
数メートル滑って止まりました。

私のすぐ後続にいたVMAXのお兄さんが路側帯に避難するのを手伝ってくれました。
「実は俺も先月事故ってて、他人事だと思えなかったんですよ!」とのこと。
すぐ110番までしてくれるナイスガイで、聞くとほぼ同い年でバイク屋さんとのこと。本当に頭が上がらない……。
(私が電話口で生年月日を話している隣で、ほぼ同い年なことを笑っていましたw)

119番は私がしましたが、消防のおじさんに「落ち着いて」と言われてしまいました。ショックが電話口に出ていたようです。

この時点で19時半ごろ。
ほどなくして救急車、警察、NEXCOの方が到着しました。
怪我があるのは私だけだったので、そのまま救急車に連行されます。
警察にレッカーの手配をしてくれと言われたので、保険屋に電話をかけて、NEXCOの方に代わりに話してもらいました。

おまわりさんから相手方の連絡先メモだけ渡され、救急車はすぐ走り出します。
VMAXのお兄さん、本当にありがとうございました……。

人生2度めの救急車で運ばれたのは海老名の病院でした。

一通り検査を終えて、「左手の小指が折れてるかもねえ」と宣告されました。正直ビビります。人生初の骨折です。

救急病棟から出ると、1台目の車の方からお詫びの電話がありました。
「まあ僕もすり抜けしてましたし、これ以降は保険屋を通して話し合いましょう」とだけ伝え電話を切ります。

病院での手続きを終え、「病院が落ち着いたら連絡をくれ」と言われていたので警察に電話。
パトカーで病院まで来てもらえるというお話で、そこで取り調べを受けることになりました。

神奈川県警にはあまりいいイメージがなかったのですが、とても丁寧なおまわりさんでした。
私はすり抜け、相手は後方確認を怠った落ち度がそれぞれあるよね、という感じで諭されました。
いやほんとそのとおりです。

取り調べが終わったのは22時過ぎ。
そのまま駅まで送ってもらいました。高速隊のクラウンはとても快適でした。

さて、ここで家の鍵がバイクと一緒なことに気づきます。
もう終電もなくなるので、結局レッカー屋さんに電話してレッカー屋さん経由にて都内の自宅までタクりました。
タクシー代は結局22,000円くらい。自宅についたのは深夜1時頃でした。

7月23日

事故直後、会社には連絡を入れていたためこの日は朝から整形外科へ。
正式に骨折が判明しました。綺麗に折れた後ずれたようです。

先生: 「骨の位置は戻さなくても問題ないっちゃ問題ないけど、どうする?」
僕: 「戻してください……。」

初めて経験する骨折の整復は想像を絶する痛さでした。(麻酔レス)
完全にアウトレイジの木村の気分でしたよ……。

この日は私と相手方、両方の保険屋から怒涛のごとく電話がかかってきていました。
私、相手方の保険会社にそれぞれ担当者がつきました。
責任割合は前例からすると私2:相手8になりそうだとのこと。
なお、相手方の保険会社の手配により、この日から整形外科と薬局での費用負担はありませんでした。

早く送ってくれという話だったので、早速警察に診断書を郵送しました。全治2ヶ月。
いつもお世話になるバイク屋さんにもことの顛末を話し、レッカー屋に連絡して搬送してもらいました。

7月24日

私の保険会社から物品破損明細書の書式が届き、早速写真を撮って返送しました。
破損したのはタイチのライディングパンツ、ブーツなどなど。
しかし全体的にタイチのウェア丈夫すぎだろという感想が大きかったです。
ブーツはガエルネのフーガでしたが、たぶんこれ履いてなかったら足もやばかった気がします。



 
バイクは装備大事。

7月26日

この日は午前中整形外科へ。レントゲンと診察です。
「骨の位置は問題なく戻ってるね」という先生のお話、確かに位置はバッチリ元通りっぽいです。

この日、私の保険会社から傷害保険請求書の書式が届きました。骨折+5日以上通院で30万円だそうです。
微妙な金額だな……というのが最初に思った感想でした。

7月27日

バイク屋から「保険屋から連絡がないので何も手を付けられない」という連絡がありました。
VFRについては、致命傷はないから直せそうだとのこと。よかった……。

7月30日

相手方保険会社に確認したところ、バイク屋に保険屋から連絡が行っていないのは、私の保険会社が情報を止めているのが原因らしいことが発覚。しっかりしてくれえ……。
とりあえず必要な情報をその電話口で相手方保険会社に伝えました。

8月2日

整形外科でレントゲンと診察。
治ってきてはいるが、まだギプスを小さくはできないとのこと。あと2週間はギプス宣告を受けました。
最近左手からやべえ匂いがするんですが……、とは言えませんでした。

8月4日

いったん相手方保険会社に提出する書類が出揃ったので、一式を投函しました。
振込指図書やら休業損害証明書(会社の総務さんに頼んで書いてもらう)など。

8月6日

私の保険会社に「レッカー費用の請求は一旦私が負担することになるのか」と問い合わせたところ、一旦私が負担し、コピーでも構わないので領収書を返送してくれと連絡がありました。
レッカーも保険会社に手配してもらったのですが、保険会社内で調整できないのか……と若干腑に落ちない気分。
9,000円弱を一旦負担します。

バイク屋さんから「この前保険屋がきて、修理見積もりも出したよ」という連絡がありました。

8月8日

早速レッカー費用の領収書を返送するための封筒が届きました。
速攻で送り返します。

8月15日

相手方保険会社から連絡があり、8月4日に投函した書類が届き、休業損害賠償の計算も終わったとのこと。
まるまる1日休みが1日と、午前中(うちは時間帯有給制度があるので3時間)休みが2回で16,000円強でした。
振込は今週中にも完了するとのこと。

8月13日

私の保険会社から、レッカー費用に関する領収書を受領した旨の連絡(SMS)がありました。
今まではこういった連絡はなかったのですが、私がしつこく確認の電話を入れるせいかもしれません。
最初から連絡はこまめにしてくれよな……。

8月16日

この日は整形外科へ。

レントゲン上はもうほとんどわからないくらいくっついていました。人体の神秘ってすげえ!

時期尚早ということでギプスはまだ外れませんでしたが、だいぶ小さくなりました。
いままでは指の根元から固定するギプスでしたからね。
この日からは石膏でてきた長めの指サックみたいなものに変わって、一気に快適になりました。

お風呂や手洗いも解禁(その際はギプスも外して大丈夫)されて、だいぶ前進した実感がありました。

お風呂に入る際に驚愕したのですが、数週間固定すると指って全く曲がらなくなるんですね……。
しかも関節のしわがめちゃめちゃ薄くなってました。

8月17日

私が負担していた「人身傷害」についての諸費用の振込が相手方保険会社からありました。
内訳としては以下のとおりです。

・事故当日に救急搬送された病院で支払った一時金(2,000円)
・事故当日に病院から自宅まで使ったタクシー代(22,000円強)
・休業損害賠償(16,000円強)。

4万円ちょっとです。

休業損害賠償、少なすぎません……?
時給計算した額を見て、これは執拗に通院してやると心に誓いました。

8月20日

通院日数が5日を突破したので、私の保険会社に搭乗者保険金請求書を送付しました。
診断書はコピーでも大丈夫とのことなので、事故翌日に何部かコピーしていたもの同封しました。

8月21日

私の保険会社に進捗を問い合わせました。過失割合は8:2になるだろうとのこと。
相手が「かかる修理代が決まってから過失割合を決めたい」と非常にアホなことをぬかされており、2台目の車の修理費用が出てきていないため停滞しているらしいです。過失割合ってそういうもんじゃねえだろ……。

すでに先方の保険会社がバイクを確認しているため、立て替えて修理することは問題ないというのでバイク屋さんに修理代を問い合わせると、「完全に綺麗に直すには70万円くらいかかっちゃうよ」とのこと。

ななじゅうまんえん……。

8月23日

私の保険会社から保険金請求書に添付する書類不備を指摘され、保険金請求に関しては2歩戻る感じに。
この翌日、あらためて必要な書類を相手方保険会社に請求しました。ちょっと時間かかるっぽいです。

8月25日

バイク屋さんにVFRのの状態確認と修理方針(直す箇所・直さない箇所)の相談に行ってきました。



 
左側はハンドルが微妙に曲がっているのと、クラッチレバー折れ。
カウルは全体的にだめです。こっちから路面にダイブしましたからしょうがないか……。



 
しかし、立ちゴケ対策でつけていたBabyfaceのスライダーがいい仕事してくれました。
ちなみに右側スライダーは謎なことに根元からもげて行方不明になっていました。
バイク屋さんに到着したときにはすでになかったようです。マジか……。



 
右ウインカーはバキバキになった上に根元からもげるという有様でした。
最初にぶつけられたときにやられたのかもしれません。



 
左側は前述のとおりダメージが大きいので、ステップ曲がり・スタンド削れ・シフター破損。
このへんも全交換です。



 
やっぱり左側。



 


 
右側は左に比べてば比較的軽微な損傷ですが、まあ全体的に傷だらけですね。
写真はありませんが左フロントフォークに当たり傷があったのでフォークASSY交換、右フロントフォークは左とのバランスを取るためスプリング・オイル交換になりました。

修理を2段階に分けて、1回目はレバー・灯火類等の走行に必要な部分のみ直すことにしました。

8月30日

整形外科でレントゲンを撮り、問題なさそうとのことで晴れてギプスから解放されました。
ここから果てしないリハビリの旅が始まります。
できれば1週間に3回来いって言われましたが、そんなんニートじゃないとできんやん……。

午後に保険屋から連絡があり、すり抜けしてた場合は7:3が判例として通例とのこと。
8:2って言っとったじゃんか……。

結局、判例があるならということで7:3で進めるよう伝えました。
もうくだらない小競り合いのせいでバイク修理を遅らせるのがあほらしくなってきたのもありますしね……。
慰謝料は絶対揉めてやる……。

8月31日

修理第1弾が終わって、VFRが手元に帰ってきました。修理箇所は以下のとおり。

  • クラッチレバー
  • 右ミラー一式
  • シフトペダル一式
  • ステップ
  • スライダー
  • バーエンド

今回の修理代は73,000円。久々にまたがるVFR、久々に聞くV4サウンド、最高です。
バーエンドはかねてから振動が気になっていたので、ウルトラヘビーウエイトにしました。

9月13日

定期的な整形外科への通院、残念ながら完治とはいかず慰謝料ファイトは延期に。
8月分の診療報酬明細書について確認したところ、急ぎで作りますので来週には保険会社に提出できそうとのこと。
もっと早く言っておけば良かったやもしれません。

9月18日

保険屋に進捗の確認をしました。
物損については決着がついたため、今週中に立て替えていたレッカー代と着衣損害保証金がまとめて振込まれるそう。

9月20日

相手方保険会社から保険金の入金がありました。
こちらの保険会社からも、過失割合に応じた対物賠償が相手型へ支払われたようです。
これで物損はかたがつきました。長かった……。

慰謝料ファイトや最終的なお金のお話はまた後日改めて書こうと思います。

反省と感じたこと
事故全般
  • 極力すり抜けはしないほうがいい
  • プロテクターとっても大事
  • スライダーは思った以上にしっかり機能する
    (エスケープゾーンのない公道では危険という話も聞きますが、私の場合は非常に有用でした)
  • 疲れを感じていなくてもこまめに、かつ定期的に休憩を取るべき
  • 保険会社のコールセンターの電話番号はすぐ出せるところに携帯しておく
  • ちょっとでも疑問に思ったら保険屋に連絡する
  • 事故後はとにかくしつこいくらいに保険屋に進捗確認の連絡をする
人身傷害
  • 事故後速やかに「整形外科」へ行くべき
  • 整形外科では必ず交通事故で受傷した旨を伝える (健康保険の兼ね合いもあるのでややこしいことに)
  • 診療報酬明細書は可能なら早めに保険会社に上げてもらうように病院にお願いする
  • 可能な限り整形外科へは通いまくる
  • 骨折に関して僕の場合ギプスが取れるまで2ヶ月弱かかった、ひたすら不便でつらい
  • 利き手ではない小指の閉鎖骨折でも日常生活に支障出まくりだった
物損
  • 日頃から信頼できる行きつけのバイク屋さんを作っておく (レッカー搬送先で泣くことになる)
  • バイク屋さんへは早めに挨拶に行くべき
損益 (※搭乗者傷害保険金、慰謝料、一部の休業損害補償金は含まず)
収入の内訳 収入 支出 支出の内訳
対物賠償金
レッカー代返金
着衣損害補償金
¥550,982
救急外来一時金返金
タクシー代返金
休業損害補償金
¥40,960
-¥18,856 ライディングブーツ破損
-¥9,000 レッカー費用
-¥16,038 ライディングパンツ破損
-¥2,000 救急病院預け金
-¥22,530 タクシー代(救急病院〜自宅)
-¥73,008 バイク修理費(1回目)
-¥355,670 バイク修理費(2回目)
¥591,942 ¥497,102

とりあえず最後にひとこと。
 
 

バイク乗りは助け合い!VMAXのお兄さんありがとう!