VFR800Fをオイル交換したらレッカーにお世話になった話

あらゆるタイミングが悪すぎたオイル交換のお話です。

5,000km弱走ったCastrol Power1 Racing。そこそこ汚れています。

なんだか封印にお金がかかってますね。

いつもはCastrolのPower1 Racingを入れていますが、今回は少し奮発してRS4GPを入れることにしました。
本当に赤いです。赤いオイルだとはもちろん知っていましたが、実際目の当たりにすると衝撃ですね。
オイルエレメントはいつもどおりベスラのSF4007。

さて、ここからが本題。
オイル交換のついでに洗車とチェーン注油をして、しばらくしてエンジンをかけたところ明らかにおかしいのです。
アイドリングが安定しなく、エンジンをかけるごとに腹具合が悪化。最終的にすぐエンジンストールするようになります。

以前CRF250Lを洗車したところリレーがリークし、フロントのウインカーが点かなくなったことがあったので(数日放置したら乾いて直った)、今回も似なようなことかもしれないと思い数日放置したのですが、まったく改善せず。
自走でバイク屋さんに行こうとしたところ、トラクションコントロールの警告灯とエンジン警告灯が点灯したため、レッカーを召喚しました。

お世話になっているバイク屋さんにドナドナされる図。
レッカー車の運転手のおじさんもバイク乗りで、少し話が弾みました(笑)

ここから1週間ほどしてバイク屋さんから連絡がありました。
引き取りの際に原因を聞いたところ、オイル交換も洗車も、もちろんチェーン注油も関係ありませんでした。

①吸気圧センサーの故障
②吸気圧センサーに接続されているホースの劣化

上記が今回の故障の真因とのこと。
もともとホースの劣化が進行していたものの、吸気圧センサーの補正で吸収できていたものが、とうとう吸気圧センサーがご臨終したおかげで不具合が表面化。
この不具合によって燃料が濃すぎる状態になり、アイドリング不調等の不具合が再現した、とのこと。

確かに、コールドスタート一発目は比較的調子が良かったのもこれで説明がつきます。
要は燃料が濃すぎてプラグがかぶったような状態になったということです。

2年前の北海道ーツーリングでエンジンチェックランプが点いたのも、これが原因の可能性があるかもしれません。
当時、しばらく走って警告灯が消えたのでO2センサーかと思っていたのですが、OBD2の履歴にO2センサーの警告はなかったそうです。いやはや……。

犯人の吸気圧センサー。デンソーの部品って4年とかで壊れるんですね……。

エンジン不調ということで2桁万円の出費を覚悟していたのですが、2万円台半ばの修理代となりました。
任意保険はアクサダイレクトなのですが、契約者指定の工場へのレッカー搬送も50kmまでは無料とのことで、今回レッカー費用はかかりませんでした。

VFRで事故したときも思いましたが、アクサダイレクトは下手な代理店型の任意保険より優秀です。

旅先で今回の不具合が起きたときのことを考えると変な汗が出ますが、真因の解明も含めて無事直ってほっとしています。
頼れるバイク屋さんのありがたみを痛感しますね。