VFR800F トップケース(45L) 導入
VFRが満を持してフルパニアになりました。
排ガス規制のせいでとうとう終売となってしまったVFR800F。
バイク屋さんで「純正アクセサリーもあっという間に終売になるよ」との言をいただき、前々から足踏みしていたトップケースの購入に至りました。
勉強もかねて、ワンキーシステムの組み立てからスタートです。この投稿内でざっくりした解説もします。
キャリアやらベースプレートやらで、9万円ほどになってしまいました。
さすがPower of Dreamsを感じます。
GT-Air2は1つが限界です。ジェットヘルメットはうまくすれば2つ入るかもしれません。
重心が高くなるので走りの影響があるかもなと思いましたが、杞憂に終わりました。
峠道でも重心の高さが気になることはありませんでした。素晴らしい。
商品名 | 品番 |
---|---|
トップボックス 45L (ヴィクトリーレッド) | 08L74-MJN-D01ZF |
ワン・キー・インナーロックボディ ウェーブタイプキー用 |
08M70-MJE-D01 |
ワン・キー・インナーロックシリンダー ウェーブタイプキー用 |
08M70-MJE-D03 |
リアキャリア | 08L71-MJM-D10 |
トップボックス 45L 取付アタッチメント | 08L73-MGE-J30 |
まともな(一般人が入手可能な)取説が存在しない中で、ホンダ乗りが四苦八苦しているこのワンキーシステムの組み立て。
幸い人類の集合知Google先生と、偉大なる先人の知恵によって、小一時間で組み上げることができました。
私が参考にした素晴らしい先人の知恵です。本当にこの動画はわかりやすくて助かりました。
「ホンダ ワンキー 組み立て」などと検索すると参考になる記事や動画が出てきます。
ストッパーの形状やタンブラの挿入本数は異なりますが、ウェーブキータイプであれば基本的な組立方法はどの車種でも同じようです。
まずタンブラ類の紹介。
左からグリス、ストッパー用スプリング(黒)、ストッパー(予備1本)、タンブラ用スプリング、タンブラX1~X6、ストッパー(予備1本)、シリンダー本体。
本体取り付け関連の部品です。
組立方法は先人が素晴らしい動画を上げてくださっているので詳しいところは割愛しますが、ざっと紹介だけ。
VFRのトップケースの場合は、表裏で4箇所ずつタンブラの挿入穴があります。
まず片面のタンブラ穴の外側に銀色のスプリングを入れたあと、挿入穴にまずはX1番のタンブラを入れ、鍵を挿入してみます。
鍵を挿入するとタンブラが引っ込みますが、この引っ込んだときにシリンダ本体とタンブラがツライチになるように、タンブラを選択していきます。
4つすべての穴に適切なタンブラを入れたら、脱落防止に軽くテープ止めし、もう片面も同じ要領でタンブラを入れます。
もう片面にはストッパーを入れる穴がありますので、タンブラと同じ要領で黒いスプリングを入れた後、形の合うストッパーを入れます。
タンブラとストッパーを入れたら仮止めテープをはがし、シリンダーカバーにロックプレート接続金具を入れ、それに噛み合うようにシリンダー本体を入れます。
こんな感じになればシリンダーの組み立ては完成です。
トップケースへの組み付け図。
まずはシリンダーに、シリンダーカバーについてきたワッシャ2種をあてがいます。
ケース本体取手のシリンダー穴に組み立てたシリンダーを入れ、トップケースに付属してきたワッシャ、ロック金具の順にあてがった後、Cリングで固定します。
ロック金具は裏表を間違うとロックがかからなくなってしまいますので気をつけましょう。